特定疾病
心身の病的加療現象との医学的関係があると考えられる疾病で65歳以上の高齢者に多いが40歳から65歳未満でも発生が見られる疾病の事です。特定疾病は、次の15の病気・症候群からなります。
特定疾病名一覧
初老期の痴呆(アルツハイマー病、脳血管性痴呆等)
65歳未満で発症し、痴呆をきたす疾患を全て含み、基礎疾患を問わない症候群。初老期に発症し、痴呆を主症状とする脳の一時的変形疾患である。初老期痴呆の他脳血管障害、プリオン病、感染性疾患中毒性疾患、腫瘍性疾患等を含む疾病群。
【含まれる疾病】
アルツハイマー症・ピック症・脳欠陥性痴呆症・クロイツフェルト・ヤコブ病
脳血管疾患(脳出血、脳こうそく等)
脳血管の病的変化により、神経症状をもたらす疾病群。脳血管の血流障害 により脳実質が壊死を来す脳梗塞脳血管の破綻による脳出血、クモ膜下出血等があり、意識障害、運動障害等を起こす。
筋萎縮性側索硬化症(ALS)
運動を司る神経細胞が変性、消失していくために、手足の脱力に始まり呼吸や嚥下に必要な筋を含む全身の筋肉が萎縮していく疾病。
パーキンソン病
安静時振戦、仮面様顔貌、歩行障害、筋固縮等の運動障害を来す神経変性疾患。
脊髄小脳変性症
運動をスムーズに行うための調整を行う小脳及びそれに連なる神経経路の変性が、慢性に進行性に経過するために起こる運動失調(協調運動障害など)を主症状とする原因不明の神経変性疾患。
シャイ・ドレーガー症候群
起立性低血圧を中心に、排尿障害、発汗低下など自律神経症状が潜行性に進行し、小脳症状パーキンソン病様症状等の中枢神経症状が加わって、進行性に経過する神経変性疾患。
糖尿病性の腎症、網膜症神経障害
糖尿病に慢性に合併する割合の高い疾病。それぞれ、腎不全、失明、知覚障害等、重篤な経過をだとりうる。
閉塞性動脈硬化症
動脈硬化症による慢性閉塞性疾患で間欠性跛行が初発症状であることが多く病変が高度になると安静時痛潰瘍及び壊疽が出現する。
慢性閉塞性肺疾患
気道の狭窄等によって、主に呼気の排出に関して慢性に障害を来す疾病。
【含まれる疾病】
肺気腫・慢性気管支炎・気管支喘息・びまん性汎細気管支炎
両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症
変形性骨化症とは、老化により膝間接の軟骨に退行変性が起こり、骨に変形を生じて関節炎を来す慢性の膝病O脚や肥満が誘因となることが多く、中年の女性に多い。
慢性関節リウマチ
自己免疫性疾患の一つと考えられ進行性の慢性に経過する多発性の関節炎を来す間接のこわばり、腫脹、疼痛等を起こす。終局時に間接拘縮、関節強直を呈して日常生活動作が著しく障害される難治性疾病。
後縦じん帯骨化症
脊椎の後縦靱帯に異常骨化により、脊髄又は神経根の圧迫障害を来す疾病で、頸椎に多い上肢のしびれ、痛み、知覚鈍麻等が進行する。
脊柱管狭さく症
脊髄の通り道である脊柱管が老化等により狭窄することによって、神経が圧迫され、腰痛足の痛みやしびれ、歩行障害等を来す疾病。
骨粗鬆症による骨折
骨粗鬆症とは、骨組織の組成は正常であるが単体体積あたりの骨の量が減少した滋養対を呈する症候群をいい、老化等による内分泌の不調等によるものが、骨折部位は前腕部や大腿骨頸部、腰椎の骨折が多く閉経後の女性に多い。
早老症(ウエルナー症候群)
年齢のわりに早期に老化に似た病態を呈する症候群白内障、白髪、脱毛、糖尿病、動脈硬化等の早老性変化がみられる。
「病気・症状」カテゴリー 用語一覧
- 尿失禁
- うつ病
- てんかん
- 廃用症候群
- 疥癬 (かいせん)
- 夕暮れ症候群 (夕方症候群)
- 褥瘡 (じょくそう)
- 特定疾病
- 嚥下 (えんげ)
- 骨粗鬆症
- 徘徊
- 脳血管障害
- アルツハイマー型認知症
- 認知症
- 拘縮 (こうしゅく)
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