広報誌「長寿の森・タイムス」Vol.10発行しました 2011年05月01日
長寿の森・タイムスVol.10(2010年11月~2011年4月)
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■記事の内容
- 医療法人社団同友会「社員総会開催」
- 紀行文(長寿の森紀行・連載⑨夏のチロル満喫の旅)
- 長寿の森広場
■誌面の一部を抜粋してご紹介します。
紀行文
長寿の森紀行・連載⑨夏のチロル満喫の旅 ナビゲーターK・F
成田からミュンヘンへ。
空港からオーストリア アルプスのリゾート地、キッツピュールまでバスで約2時間半。
最初の宿泊先である、ホテル・マリア・テレジア(なんと誇り高いネーミング!)に到着。
アルペンスキーの発祥地と言われるこの町は、1956年に開催されたコルティナダンペッツォオリンピックにて、単独種目である滑降・回転・スーパー大回転の全ての金メダルを史上初めて獲得した、トニー・ザイラーの生地です。
その後、彼は映画『白銀は招くよ』に主演。一躍世界のアイドルになったことは良く知られています。
翌日は、外観のみでしたがザイラーの生家へ。09年74歳で逝去したトニー・ザイラー。玄関先には黒いリボンが結んでありました。
市街地を後にし、向かうはキッツビューラーホルンの頂上へ。
ケーブルカーを乗り継ぎ、展望台からアルプス植物園を散策。人間が手を加えていないエリアの為、絶滅の恐れがあると言われている、エーデルワイズも大事に保たれています。
その後、ホーネンカム山ヘハイキング。その途中には、スキーでは最難関で知られる急斜面のコースもあり、希望者のみ参加しました。
草むらでは牛がのんびり草を食んでおり、休憩で立ち寄った山小屋ではジャージー乳の、新鮮で美味しいアイスクリームをいただきました。
次の日は、イエンバッハ駅から蒸気機関車に乗り移動。現役で動いているものでは世界最古の蒸気機関車です。私たちの年代には懐かしい煙を吐きながら、ゆっくりした1時間半の列車旅を楽しみました。
客車はトロッコ式が故、車掌さんは上手に外側のステップを伝いながらの検札。これには私も含め乗客の皆さんもとても驚きました。
目的地であるアッヘン湖に到着し、遊覧船に乗り換え、約1時間の湖上観光。幸いなことに天気も良く、青空の下とても爽やかなひと時を過ごしました。
素晴らしい自然を満喫した後は、ヨーロッパで“一番美しい花の村“に選ばれた、アルフバッハへ。各家々の窓に伝統的な花が色調よく飾られており、家並みと山並みの景色が素晴らしいマッチング。カメラにおさめることも忘れるほど(?!) の美しさでした。
チロルの風景を満喫したその後は、同州の州都、インスブルックへ。
その昔、襟や袖口に用いた可愛らしい花模様のチロリアンテープ。しかしながら、もうここでは製造されていないとのこと。個人的にもとても寂しい思いに駆られました。
インスブルックの市内観光はマリアから始まり、テレジア通りからハプスブルグ家の王宮へ。16人の子供たちの肖像画、豪華な家具、また装飾などが当時を偲ばせます。
宮廷の前には、銘菓ザッハトルテの店があり、ショーウィンドーの中にあった“チョコザッハトルテ“はハプスブルグ家の紋章入りです。
そこからバスで、ドイツの最高峰…ツークシュピック(2,966m)へ!
オーストリア側の拠点、エアバルトからロープウェーで展望台に向かいます。
しかし、残念ながら当日の山頂は深い霧でおおわれ、視界はゼロ…。雪も積もつており、体感温度も低下…寒くて早々に下山となりました。
6日目は小さな独立国、人口3万4千のリヒテンシュタイン候国を訪れました。入国は自由ですが、パスポートに記念スタンプを希望する旅行者は、10ユーロを観光事務所に支払います。入国して間もなく、丘の上には住まいである王宮が望めますが、残念ながら行くことはできません。
この国はタックスヘイブン(租税回避地)のひとつであり、最近の新聞紙上に、元・私立大学総長の15億円という資産が、この国の銀行に預金されており、遺産相続の申告漏れをしていたとの記事が掲載されていました。
ちなみに、このリヒテンシュタイン。
お土産にはデザイン・色調ともにセンスのある切手が人気だそうです。
この日の宿泊地は、サンクト・アントン。ホテルからロープウェーとリフトに乗り継ぎ、バルガリ山頂2,580mの空中散歩。
街へ戻る下りは、あえてリフトを使用せず、ウォーキングで景色を楽しむ方もいらっしゃいます。
そして最後日は、氷河によって削られたU字谷のボーデン湖へ。
ケーブルカーで、標高1,200mの展望台に到着すると、右にドイツ、左にスイス、そして正面にはオーストリアが望め、3国に跨っているのがよく分かり、まさにチロルの旅に相応しい最終日でした。








